大麻と麻

大麻取締法は第二次世界大戦後に連合国軍最高司令官総司令部から日本国政府に対する麻薬統制に関する指令を受けて昭和23年に制定されました。
この法律でいう「大麻」とは「大麻草(カンナビス・サティバ・エル)及びその製品であり、樹脂はこれに含まれ、成熟した茎と種子及びその製品が除外されること」です。

この法によると大麻草の成熟した茎と種子とその商品は何と呼べばいいのでしょう?  麻でしょうか。「大麻」とは偉大なる麻を意味し、麻を讃えた言葉です。
大麻と麻は同じもののはずがこの法律のおかげでいろいろと混乱が生じています。
メイヂ健康大麻油はもちろん合法な部位のみ使用しています。商品名を決める際には弁護士に相談して合法性を確認しました。
CBDオイルを訳すと大麻油となります。メイヂ健康大麻油のボトルのラベルには「原料:有機食用麻の実油、食用麻の実油」と記されています。
CBDとヘンプシードオイルのことです。間違いではありませんが、表現を統一して大麻油と書くべきかと思ったりします。
ちなみに麻の実はヘンプシードナッツとして売られています。大麻の実として販売している業者は今のところいないようです。

麻の実は七味唐辛子に入っていますし、麻子仁として漢方薬にもなっています。
繊維や建材としても日本では古い歴史を持っていたはずが、連合国によって「大麻」という名を奪われてしまいました。

現在一部の州で嗜好用大麻が合法化しているアメリカですが、かつて政府は大麻草をネガティブな響きのあるマリファナと呼び(本来はヘンプ)弾圧していた時期があります。
これは化学繊維を売り込みたい企業が政府を抱き込んで大麻繊維産業を衰退させようとした謀略によるものと考えられています。乾燥大麻を吸引することも違法とされました。

日本には大麻草を吸引する習慣はありませんが、アメリカの一部の地域では広く習慣化されていたため市民は強く反発しました。
現在のアメリカの大麻合法化の流れはこうした歴史にもよります。日本には大麻草の繊維や食品、漢方薬の文化があります。

カンナビノイドの研究が進み、高い医療効果が見つかると欧米で一大産業となり、アジアでも医療大麻を認める動きが出てきました。
大麻草の名誉回復は日本でも必ず訪れるでしょう。

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