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謹賀新年 今年は大麻議論が大きく展開する年になる

<ちょっと真面目な麻のTV>第14回は12月30日に無事に放送された。
大麻取締法改正案の国会審議は大麻議論のパンドラの箱を開けた。私が注視しているのは以下の3点。

1.国会での審議で使用罪のあり方に疑問を抱き、公に批判する議員が現れた。何しろ番組で国会議員全員に出演オファーをして一件も来なかったのに、国会審議後は既に二名も出演してくれている。そうした議員の声が高まってくれば、これまでの厳罰主義は方向転換を迫られるだろう。

大麻取締法改正案に対する附帯決議の十一項に、
<本改正に当たっては、大麻を不正に施用した若者等を治療や回復、更生につなげるとの考え方も踏まえた法運用を行うこと>
とある。無用な逮捕や拘束こそ厚生の妨げではないのか、番組では付帯決議と突き合わせて間違った取り締まりが行われていないか検証していく。

2.医療大麻が解禁された。厚労省はこの医療大麻というワードが<大麻が健康に良いかのような印象を与える>とかの理由で報道に使わないように大手メディアに命令をしているようだ。しかし<大麻草を原料にした医薬品>とか<大麻の医療利用>などと言っても、大麻が病を治すことはどんどん知られていく。ダメ。ゼッタイ。はもう終わりだ。

3.大麻の有害性の根拠はゲートウェイドラッグが最後の砦となった。国会での小林桜児氏の証言で大麻の短期使用の有害性は否定された。厚労省が大麻規制小委員会に有識者として招集した委員である小林桜児の証言は重い。
依存性の低さは元々厚労省も認めている。そして今回の小林氏の証言で、大麻の何が問題なのかは<ゲートウェイドラッグだから>ということになったようだ。
大麻がゲートウェイドラッグならば合法化した地域で覚せい剤やコカインが爆発的に蔓延していないとおかしいが、そんな話はどこにもない。
逆に大麻が薬物依存症を治療するイグジットドラッグであるという説が出てきている。
日本国内でも大麻事犯の増加に反して、覚せい剤やコカインの検挙者数は減っている。そんなグラフが厚労省のサイトに普通に見つかる。
ウソがバレるのは時間の問題だろう。

以上の3点を議論に突き詰めていけば、大麻所持・使用の非犯罪化を実質的に実現することは可能ではないかと思う。
大麻は健康に悪くないし、ゲートウェイドラッグでもない。それを逮捕して退学や解雇を生むことに何の意味があるのか。
バカでもない限りすぐにわかることだ。

付帯決議は薬物依存症者に対する差別を助長させることも問題だとしている。
ダメ。ゼッタイ。のスローガンも問題であり、薬物使用者を晒し者にする報道も今後は見直されていくだろう。
<ちょっと真面目な麻のTV>は付帯決議を最大限に活かして、ハームリダクションや大麻の非犯罪化を可能な限り求めていく。
大麻取締法改正は大麻解放の扉を開けたと思いたい。

さらに番組では今後、世界の大麻産業や文化をよりポシティブにポップに紹介していく。世界を魅了するブランド大麻にもスポットを当てていきたい。
令和6年、新しいフェーズに入った<ちょっと真面目な麻のTV>に乞うご期待。

番組はこちらで公開↓

ちょっと真面目な麻のTV(ぎふチャン)

参考サイト
75年振りの大改革!大麻取締法はどのように改正されたのか?(後編)
https://hemptoday-japan.net/15615

厚 生 労 働 省 医 薬 局 長
「大麻取締法及び麻薬及び向精神薬取締法の一部を改正する法律」の公布について
https://www.mhlw.go.jp/hourei/doc/tsuchi/T231215I0010.pdf

大麻取締法及び麻薬及び向精神薬取締法の一部を改正する法律案に対する附帯決議 令和五年十二月五日 参議院厚生労働委員会
十一、本改正に当たっては、大麻を不正に施用した若者等を治療や回復、更生につなげるとの考え方も踏まえた法運用を行うこと
https://www.sangiin.go.jp/japanese/gianjoho/ketsugi/current/f069_120501-2.pdf

マリファナの新たな可能性:薬物依存症の治療 スーザン・スカッティ、CNN 2017年5月17日
https://edition.cnn.com/2017/05/17/health/addiction-cannabis-harm-reduction/index.html

高野泰年

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