医療大麻と嗜好大麻 どう区別する?
いよいよ来年から医療大麻解禁に向けて本格的に審議が始まる。
陶酔作用があると言われるTHCは様々な病気に治療効果があり、免役、神経、胃腸、睡眠、疲労、ガンなどに作用する。
カンナビノイドはうつ、糖尿病、高血圧、ぜんそく、食欲不振、吐き気、睡眠時無呼吸症候群、多発性硬化症、皮膚炎、脊髄損傷、緑内障トゥレット症候群、パーキンソン病などに顕著な効果がある。
http://cannabis.kenkyuukai.jp/special/?id=19138
アメリカで医療大麻が注目されたきっかけはてんかんの少女シャーロットが症状を劇的に改善したことがテレビに報道されたことと、サンフランシスコで大麻を使用していた人の多くがHIV禍を生き抜いたことと言われている。
しかし双方とも大麻製剤を使っていたわけではなく、シャーロットは大麻成分をオイルに溶かしたものを摂取していた。
普通に摂取すればいいものをわざわざ医療扱いする必要があるのだろうか。
大麻は農作物である。ブロッコリーやワカメも体にいいが、医療ブロッコリーや医療ワカメなどない。
日本で医療大麻が解禁されることの最大の利点は嗜好大麻合法化へのステップになることだ。
もちろん個別の疾患に特化した薬になれば、より効果は高まるだろう。
しかし価格はどうなのだろう。肝臓に負担はかけないか。
農作物を薬扱いにして製薬会社の独占を招くことはないだろうか。
ドイツやカナダではバッヅ(大麻の花穂を乾燥させただけのもの)を薬品扱いするそうだ。
原料そのものを売るのにわざわざ製薬会社が出てくるのかという不快感しかない。
ファイザーやモデルナは日本政府に独占的にワクチンを売りつけているが、死や重篤な副反応被害の賠償は税金で賄われ、彼らは一切支払わない。
これはTPPのISD条項によるのだが、製薬会社の政治力は強大で、政府の上に彼らが君臨して国民は税金を強制的に徴収される。
治験も終えていないワクチンなのに政治家もマスメディアも危険性について警笛を鳴らせなかった。
副反応による死者が1900人超えている史上最大の薬害だが、メディアは未だに好意的に接種を促している。
全て製薬会社の統制下にあるようだ。
製薬会社や厚生労働省を信用に値するのか? これまでいくつも薬害があったが、彼らは逃げ切れなくなるまではごまかし続けてきた。
全ての製薬会社が不誠実というわけではないが、特にファイザーは何度も薬害による事件を起こしている。
表はK-Hope氏のサイトより引用
<大麻 THC>で特許情報プラットフォームで検索すると200件ほど出てくる。
ほとんどが外国企業で、日本の大麻市場は庶民の知らぬ内に狙われている。
そもそも公序良俗に反する特許は認められないはずなのに、政府は国民にはダメ。ゼッタイ。と謳っておいて製薬会社には利権を与えている。
コロナワクチンと大麻に関しては政府とマスコミは国民を欺く、敵そのものである。
さて医療大麻が解禁されたタイでは事実上嗜好大麻も解禁されたようだ。
嗜好大麻は違法なのだが、タイ政府は医療大麻を強力に推進したために、大麻に危険性がないことが国民にバレた。
そこかしこに嗜好大麻の販売店が増え、使用する者も増えていく。もう規制することはできないだろう。
https://weekly-economist.mainichi.jp/articles/20221115/se1/00m/020/062000c
医療大麻の合法化は嗜好大麻解放へのステップとなるが、アメリカではその移行に多くの時間を費やして、今に至っている。
だが、タイは数カ月であった。嘘の上に法律は成り立たないものだが、タイ国民の行動力は素晴らしかった。
忖度がまかり通る日本には真似できないことだと思う。
ただ同調圧力の強さで、変わる時は一気に変わるのが日本である。洗脳されやすいとも言えるが…。
来年は大麻と言う言葉がポジティブに使われることが確実に増える。
一気の変化に期待したい。
日本臨床カンナビノイド学会サイトより 適応疾患 作用機序
http://cannabis.kenkyuukai.jp/special/?id=19138
前衆議院議員 左藤 章
ISD条項には、簡単に言えば「相手国の企業から輸入した商品が、自国の法律・制度の差別で売れなかった場合、その相手国企業に自国政府が損害賠償を払わねばならない」という側面があります。
ファイザーの訴訟の歴史
高野泰年