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アメリカは大麻非犯罪化へ歩み出す

バイデン米大統領、大麻所持を恩赦 「非犯罪化」の公約に向け一歩
https://news.yahoo.co.jp/articles/67352d072f7b39e50aacb519f1f499e153d5bc45

バイデン米大統領は6日、大麻の単純所持に関する過去の犯罪について全て、恩赦をすると発表した。
バイデン氏は大統領に当選する前から「大麻使用の非犯罪化」を公約に掲げており、11月の中間選挙を前に、大きな政策変更を打ち出した。

バイデン氏は同日のビデオメッセージで「大麻の所持だけで刑務所に送られることは、あまりにも多くの人々の人生を狂わせてきた。大麻はすでに多くの州で合法化されている」と述べた。
連邦法では現在、大麻はヘロインやLSDと並んで最も危険な物質として分類されている。
バイデン氏は、この分類も見直しを進めると明らかにした。

恩赦の対象となるのは、過去に大麻所持によって連邦法違反で有罪判決を受けた人。
1991年以降、昨年までに6500人に上る。バイデン氏は各州知事に対し、州法違反で所持に問われたケースも同様に恩赦をするよう求めた。

引用以上。

嗜好大麻が非犯罪化された国、または条件付きで逮捕・起訴されない国は主におよそ以下の通り。
ドイツ、イタリア、マルタ、ポルトガル、クロアチア、オーストリア、エストニア、
アルゼンチン、ボリビア、ブラジル、チリ、コロンビア、ドミニカ、ジャマイカ、ペルー、パラグアイ
エジプト、インド、イスラエル、ラオス、レソト、ネパール、パキスタン

非犯罪化とは刑罰を科さずに行政罰や罰金を科したり、注意で済ませることを指すが各国で運用法は様々だ。

アメリカが薬物を厳しく取り締まる、いわゆる薬物戦争を始めたのはおよそ100年前のことである。
薬物を厳格に取り締まる国のいくつかはアメリカに薬物戦争を押し付けられた経緯がある。
日本の大麻取締法も正にアメリカに押し付けられた法律だ。立法目的がないことが、拙速に作られた法律であることを表している。
オランダは大麻を合法化したかったが、アメリカのメンツを潰さないよう、非犯罪化というぼやけた形で取り締まりを緩くした。
メキシコは当初は薬物の違法化に反対だったが、アメリカに経済制裁をちらつかされ従うことになる。
結果ギャングが警察や裁判所を攻撃したり、買収するほど国が荒れた。抗争には多くの市民が巻き込まれ、犠牲になっている。
現在は嗜好大麻も合法化され、元の状態に戻ろうとしているようだ。

嗜好大麻を合法化する国はじわじわ増えてきているが、はっきり合法化せず非犯罪化する国も増えている。
血の通わない法律は死ぬ。人々が従えないような法律や警察がやる気を失うような法律は無視されて機能しなくなる。
非犯罪化している国で大麻の使用者が増え、大麻ごときを取り締まる意味があるのか?という意見が多数となれば、必然的に合法化へと向かうのではないだろうか。

かつてアメリカが世界に押し付けた大麻有害論は自らの国で崩壊している。
法務省や厚労省はバイデン大統領のメッセージをどう受け止めるのだろうか。
いつまで大麻の所持で刑務所に送って、人々の人生を狂わせる気なのか。

参考文献
麻薬と人間 100年の物語   ヨハン・ハリ (著), 福井昌子 (翻訳)

ASA Magazine <非犯罪化>での82件の検索結果
https://asa-magazine.com/?s=%E9%9D%9E%E7%8A%AF%E7%BD%AA%E5%8C%96

米で広がる大麻合法化 NY州で成立、15州目 非犯罪化目指す民主
https://www.nishinippon.co.jp/item/n/716977/

高野泰年

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