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「ちょっと真面目な麻のTV」高樹沙耶がタイを行く!

4月29日に<ちょっと真面目な麻のTV>の第6回が無事に放送された。

ちょっと真面目な麻のTV(ぎふチャン)


2月から<大麻で逮捕されたらどうなる?>と題して3回に渡ってハームリダクションについて解説した。
厚労省は薬物依存を病気だと見なしている。ならば病人を連れて行くのは刑務所ではなく病院ではないのか?
刑務所に入れても薬物依存は治療されず、社会は人材を失うだけ。
逮捕、起訴、収監には一人当たり40万円も掛る上に、刑務所で一人一年管理するだけで200万円以上の経費が係るという。
マトリや警察の人員も税金で賄われる。薬物使用に刑事罰を科すとさまざまに社会的損失を生む。
税金を使って、有害施策をするなどバカらしくないか?
先進各国に加え、アフリカや南米諸国は薬物使用を非犯罪化しており、国連も推奨している。
それに伴いマフィアは弱体化し、犯罪は減少している。
日本は世界に取り残された非科学の野蛮な国である。科学より感情が優先されている。
カルト宗教政府により洗脳されていると言った方が正しいのかもしれない。

国連人権理事会は日本に対して、貧困、男女機会、知る権利、難民などについても勧告を行っているが、日本政府は無視している。
たぶん国連は日本を人権ならず者国家と見なしている。当番組からも法務省に意見を求めているが、やはり無視されている。
つくづくカルト団体のようだ。

高樹沙耶さんにはタイの大麻事情を解説いただいた。
タイは医療大麻を合法化した。ところで嗜好大麻と医療大麻の違いは何なのか。
そんなものはない。大麻を睡眠改善、食欲増進、疲労回復、リラックスなどの理由で使用すれば、すなわち医療大麻である。
だからタイでは通りで普通に大麻を販売している。
ただ、路上では吸わない。路上でお酒を飲まないのと同じでエチケットが求められる。
日本はアルコールに対して、寛容を超えてだらしない。アルコールは薬物の中でもっとも有害である。
日本以外では販売や使用に厳しい規制があるのが普通である。
タイ政府は昔から大麻が健康利用されてきたこともあり、大麻を社会に活かす方向に大きく舵を切った。
2022年5月、100万本の大麻の苗を国民に無料配布している。高樹さん曰く、それはタイに元々生えている天然の大麻で、政府は品種改良する前の母国の大麻の姿を記憶してもらいたかったようだ。

番組ではさらに三木信夫氏に登場いただいている。
氏は阿波忌部の直系で、古代より皇室の祭祀を司ってきた一族の末裔に当たり、大嘗祭においては大麻の織物、麁服(あらたえ)を徳島県美馬市で製作し、皇室の担当者と共に大嘗殿に直々に納め、式も執り行った。4年前にメイヂ健康大麻油が講演会を主催した縁での出演で、本当にありがたい。
大麻は国草とも言える由緒ある植物である。三木氏には役所の行き過ぎた管理のあり方にも批評をいただいた。
三重県の明和町で伊勢麻によるオープンな大麻栽培が始まった。畑は駅からも見え、種まきのイベントに多数の招待客を迎えた。
繊維用大麻をこそこそ栽培する時代は終わったのだ。他の地域も堂々と栽培して欲しいし、栽培免許もスムーズに交付されるべきである。

次回からは<大麻の国民的議論をしよう>をテーマに放送する。
予告にストリートカンナビススピーチの映像を使わせていただいた。
路上で大麻合法化などを訴えている団体で、私も名古屋でのイベントに参加した。議論はいつでもオープンだ。
地方選挙でも大麻の合法化を訴える候補がいた。
国会議員へのアンケートは数名からしか回答がない。厚労省も問い合わせを無視している。
議論もせずに刑事罰を作るなどあってはならない。
逃げずに議論に応じろ!番組は次回から、より攻め込んだ内容になります。

参考
「平成の大嘗祭と阿波からの麁服調進」三木信夫氏講演会を終えて
https://onl.la/kceSBLx

高野泰年

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