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<ちょっと真面目な麻のTV>は岐阜放送で11月26日23時30分から

日本史上初の大麻草のTV番組が11月26日誕生する。<ちょっと真面目な麻のTV>は、ぎふチャンこと岐阜放送で毎月最終土曜日23時30分から30分の放送である。

この番組の誕生は元は辿れば、元横綱稀勢の里こと二所ノ関親方と広告契約がなければあり得なかった。
この契約を結んだ数カ月後にコロナ禍が起りイベントが何もできなくなったのだが、その代わりにと親方サイドから持ち掛けられたのがラジオ番組だった。
奇遇にも親方のマネージャーが三重県出身で東海ラジオに伝手があり、ラジオ番組<荒磯親方横綱人生道>がスタートすることになった。

相撲協会とNHKの契約で親方は本場所中は大相撲中継以外の番組に出られないため、その間は元ドラゴンズの方々をゲストに招いて競技人生を振り返る番組<野球人生道>を放送していた。
山崎武司、森野将彦、山本昌、岩瀬仁紀、井端弘和、鈴木孝政(敬称略)と錚々たる面々に出演いただいた。

ラジオ番組を一年続けたところで、本場所中は大麻草をテーマにした番組にできないかと模索し始めた。
そしてこの果敢な挑戦を東海ラジオが承諾してくれた。
私が<二所ノ関親方横綱人生道>に月一回出演していたことや、君が代バージョンの大麻油のCMがリスナーに受け入れられていたことが奏功したのかもしれない。
初回のゲストは裏社会ジャーナリストの丸山ゴンザレスさん。
全国放送のテレビ番組にも出ている丸山さんをゲストに迎え、エンタテイメント要素を押し出し無難に放送することができた。

第二回のゲストは長吉秀夫さん。
当初、医師や弁護士をゲストにすることがセンシティブだったため、作家の肩書を持ち大麻については永らく第一線で活動されている長吉さんは適任であった。

第三回のゲストは正高佑志医師。
彼の実施した大麻使用者大規模調査は大麻にほとんど危険性はないという結果を得ており、それをラジオで解説してもらえたのはとても意義深かった。

第四回のゲストは武田邦彦さん。フジテレビ系「ホンマでっか!?TV」で人気だが、肩書は科学者。論理的に大麻の合法化を訴えてくれた。
彼は東海ラジオの重役と旧知の仲らしく、コロナ警戒中でも堂々とノーマスクで局内を歩き回る。
番組でも痛快な武田節の連続であった。

第五回のゲストは亀石倫子弁護士。大麻取締法の欠陥や大麻を取り巻く日本の特殊事情をわかりやすく伝えられた思う。
彼女の“冒険野郎”な活動は引き続き応援したい。

最終回の第六回のゲストはnobodyknows+のホクロマン半ライスこと坂梨博樹さん。ソニーミュージックと契約中のタレントが大麻の番組に出演したということは隠れた快挙である。
他の大麻関連のゲスト候補者との調整が尽くまとまらなかったために坂梨さんが出演することになったのだが、私がメインで大麻を語ることになり、今となってはテレビ番組の予行演習になっていた。

2021年末に親方の年寄「二所ノ関」の襲名で番組名は<二所ノ関親方横綱人生道>となったが、2022年9月末まで番組は人気を保って終了した。

岐阜放送とテレビ番組化する話が最終的にまとまったのは7月下旬のことだっただろうか。。
もともと岐阜放送では二年に渡ってメイヂ健康大麻油のCMを放送していた縁なのだが、大麻のテレビ番組を放送できるなど一年前は想像もできないことだ。
メイヂ健康大麻油のCMを君が代バージョンで放送できたのは地上波では岐阜放送とテレビ神奈川、キャットチャンネルしかない。
免許者による大麻栽培が日本で二番目に多い岐阜県。神戸町の火祭りや白川郷など文化財も多く、大麻草に理解があることが本当にありがたい。

メイヂ健康大麻油の販売以来、大麻の国民的議論を起こす!と息巻いて様々にメディアに働き掛けきたが、遂に自社提供のテレビ番組を持ち、メディア側になって情報を発信する立場になった。
全ての起点となってくれた二所ノ関親方には深く感謝したい。
そしてコロナ禍という不運がなければテレビ番組の話はなかったかもしれないし、いくつもの偶然が重なってこの番組を生まれた。
大麻草を解放することが神の意志であるようだ。
私はこの機会を最大限に活かして、先ずは大麻所持で逮捕や起訴をされない、事実上の非犯罪化を目指したい。

YouTubeチャンネルはこちら→  https://www.youtube.com/@majiasatv/videos


高野泰年

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