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謹賀新年「大麻後進国ニッポン」好評発売中

拙著「大麻後進国ニッポン」は新宿と大阪梅田のブックファーストで週刊売り上げランキング一位になった。ポップやポスターが効いたのだろう。
それらのPRは無料ではないのだが、いくつかの書店でPRを断られている。書店は知識や情報の出会いの場であるはずが、言論封殺に加担しているという悲しい現実を知ることになった。
この国は世間に作られた<空気>によって敗戦濃厚の戦争を止められなかったり、感染症対策を暴走レベルで実行してみたりと破滅的な事件が起こる。
ネットが浸透した今でも島国的な状況が国を反映から遠ざけているように思える。
欧米先進国では派遣労働が禁止されていたり、マイナンバーも破綻している。農家には補助金を出すのは当たり前。国会議員の報酬も日本は高過ぎる。
もちろん薬物政策や人質司法も日本は非科学的で前近代的だ。
書店には日本の閉鎖性を打ち壊すことを期待したい。

本書籍はセブンネットでも7位にランクされており、大麻取締法の改正に関心がある人が手に取ってくれているようだ。
タイトルや表紙デザイン、発行時期など幻冬舎による販促戦略が成功している。さすがは日本一本を売る出版社である。

そんな幻冬舎の発行本であるにも関わらず、某大手新聞社への広告がドタキャンされた。
どうも厚労省がこの本の広告をしないようにと各新聞社に要請しているようだ。
過去に私が週刊誌に意見広告を掲載した時も同様のことがあった。
企画が途中で無くなったり、記事の内容への制限がやたら厳しかったり。
しかし捨てる神あれば拾う神あり。別の大手新聞社で広告を出稿する予定である。

厚労省は大麻に対する世論にとても敏感なようだ。
大麻を合法化地域は増え続けるから日本も時間の問題であるが、どんな気持ちなのだろうか。

書籍にも記載がある、法務省人権擁護局の地方の窓口に当たる法務局の人権擁護課に対して人質司法の是正を求めている運動について進展があった。
まだはっきりとした形になっていないが、岐阜放送で「ちょっと真面目な麻のTV」を復活させて紹介する予定である。

この番組は何度か放送する予定で、改正大麻取締法の付帯決議にあったハームリダクション的な運用が正しく為されているか、追跡していく。
厚労省の地方の窓口として厚生局があるが、麻薬取締部はそこに配置されている。徒に刑事罰を科さないことになっているのか麻薬取締部に取材する。

そして法務省、厚労省と共に日本の薬物政策を歪めさせているのが最高裁判所である。
ここにも突撃取材をする。昨年も広報部に問い合わせをしているが、時間稼ぎをされているうちに放送が終了してしまった。
今年はじっくり追い込んでいく。これまで大麻の有害性を公知のものとしてきたが、世界各地で合法化している今、そんな大嘘判決をまだ続けるのか。
マスメディアがやらないから私たちが追及するしかないのである。今年も前進あるのみ。

高野泰年

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