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安倍元総理「産業や伝統文化等への麻の活用に関する勉強会(仮称)」スタート

このところ医療大麻やCBDに関するニュースが相次いだが、産業大麻復活を決定づける大きなニュースがあった。
安倍元総理が大麻の活用を呼び掛けたのだ。

「麻の活用」勉強会スタート 安倍元首相、森山氏ら参加
https://www.nippon.com/ja/news/fnn20220427353093/amp/

自民党有志による「産業や伝統文化等への麻の活用に関する勉強会(仮称)」は安倍元総理が最高顧問、会長には森山総務会長代行(森山派(旧石原派)会長、農林水産大臣を歴任)が就任した。
武部農林水産副大臣も参加しているとの情報もある。

大麻成分薬、日本初治験へ 難治性てんかん用、取締法改正も
https://nordot.app/889817824961757184?c=110564226228225532

CBD普及へ 「突破口を開きたい」 超党派議連の事務局長 松原仁議員が語る
https://onl.bz/3LPmtxH

安倍明恵夫人が伝統大麻の復活を願っていたのは知っていたが、元総理が乗り出してきたのは驚いた。
そして現役農林水産副大臣と元大臣も参加している。これで産業大麻の規制緩和は間違いないだろう。
もともとTHCをほとんど含まない産業大麻(繊維用大麻)の規制は世界的にもあり得ないことであったが、元総理が提唱するのなら厚労省も動かざるを得ないだろう。
安倍氏は「カーボンニュートラルの時代を見据え、(大麻栽培の)農家が未来を描けるように、政治の場でしっかりと考えていく必要がある」と語っている。

あとは各県の知事と薬務課がきちんと対応するかどうか。
5月2日に伊勢麻に無用なフェンスの設置を強制していた三重県の薬務課のあり得ない内情が報道された。

三重県が厚生労働省方針の内容を逆に伝える文書を作成 大麻栽培規制を巡り県議への説明に使用
https://www.tokyo-np.co.jp/article/175113

厚労省は昨年の「大麻等の薬物対策のあり方検討会」以降、繊維用大麻については規制を緩めるように通達を出していたが、三重県の薬務課はなぜか規制を強化していた。
本当に不可解である。それほど大麻草が憎いのか、あるいは恐ろしいのか。
「ダメ。ゼッタイ。」の永きに渡る洗脳から抜け出せないのは庶民も公務員も同じなのかもしれない。

ところで先のCBD議連のニュースでは数名の国会議員の名が挙がっている。この議連の設立当初はメンバーの名前が非公開になっていた。
人気商売の国会議員にとって大麻はタブーであった。これまでも大麻に関する陳情は各方面から行われていたが、決まって票が取れないと相手にしてもらえなかった。
それが世界の趨勢なのか、国内CBD市場の拡大の影響なのか、やっと国会議員が大麻に関わることを公にしてくれるようになった。
しかも今回は元総理である。これは大きい。ただマスコミの扱いが小さいのが気になる。
あくまでネットニュースである。
マスコミ、特にテレビが繰り返し取り上げれば、すぐに国民の意識は変わるだろう。
ただし、これまでのことを考えるとテレビがすぐに本当の情報を積極的に伝えるとは私は思えない。
コロナ禍での感染者数煽り、マスク強制、ワクチン推奨など亡国報道は本当にひどかった。
コロナウィルスによる健康被害より経済的被害のがよほど大きくなった。若者の自殺者は増え、出生数も落ち、ワクチンの副反応による死者も2000人に迫ろうとしている。
感染による死者が2年強で30000人ほどである、何のためのワクチンなのか。史上最大の薬害になるのは明らかだ。

ウクライナに関する報道もひどい。紛争は双方に言い分がある。
ロシアが先に侵攻したと報道されているが、ウクライナはミンスク合意を破り、8年間にわたって親ロシア地域を空爆していた。
イスラム国のような過激な民族主義団体、いわゆるネオナチのアゾフ大隊についてはかねてから危険視されていたが、最近は真逆の報道で正義の味方のようになっている。
現地のウクライナ人からはそのアゾフが市民を撃ち、家を破壊しているとの証言があるが、テレビでは報道されない。
日本政府は一方的にロシアを敵視して関係を悪化させているが、エネルギー資源や食料が輸入できなくなることをどう考えているのだろうか。
ひたすら国益を損ねているようにしか思えない。

大麻についてマスコミはこれまでネガティブキャンペーンを繰り返してきた。
この先も産業大麻や医療大麻はいいが、嗜好用大麻は人生を台無しにするなどとやりかねないのだ。
そんなテレビにいつまでも騙されていてはいけないのだが、国民は毎度の如く騙されている。

とは言え、医療大麻が認められれば、次に嗜好用大麻が認められる確率は高い。アメリカがまさにその流れで嗜好大麻を合法化している。
厚労省が製薬利権を守り抜こうとするだろうが、そこを崩していかないといけないだろう。
この度の安倍氏の勉強会発足により、私の望んでいた大麻の国民的議論は間違いなく起こるだろう。
この勢いを大きく伸ばしていきたい。

高野泰年

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