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「ちょっと真面目な麻のTV」は一旦、放送終了 充電期間に入る

「ちょっと真面目な麻のTV」最終回となる第21回は7月27日に無事に放送された。
改正大麻取締法の付帯決議によれば、大麻所持・使用に対して刑罰は慎重に科すことになっている。
日本政府は国際協調主義を掲げているので、本来刑罰が科されるのもおかしな話である。
政府としては相変わらず厳罰主義を続けたかったが、海外の合法化・非犯罪化の流れを丸っきり無視することはできないのだろう。

その付帯決議の実現性について共産党の倉林明子議員は強く疑念を抱いている。
公官庁そのものを信用していないようだ。私も同じ気持ちである。
厚労省は危険でないものを取り締まり、危険なものを推奨してくる。
コロナワクチンを強引に押し付ける一方、大麻や紅麹、梅干しなどには規制を強いてくる。
コロナワクチンは700人以上の関連死が認定されていて、史上最大の薬害になっている。
それでも政府からの謝罪はなく、何の反省もしていない。
今秋には世界初のレプリコンワクチンの接種が始まるが、何があっても自己責任。政府は国民をモルモット代わりにして製薬会社に便宜を図るようだ。

法務省のサイトには日本に人質司法など存在しないかのような記述がある。
人質司法による被害が連日報道され、検察官が法廷で裁かれているにも関わらずである。
この腐敗したシステムを終わらせるべく、立ち上げられた団体がRAISである。
代表の高野隆弁護士と野村真莉子弁護士に出演していただき、検察と裁判所の何が問題なのか解説していただいた。

ギャンブルは違法のはずが、各省庁は公営ギャンブルを管理している。
競輪とオートレースは経済産業省、競艇は国土交通省、競馬は農林水産省、スポーツ振興くじ(toto)は文部科学省、宝くじは総務省、パチンコは警察庁が所管する。
カジノは内閣府の所管となるようだ。
遵法意識などどこにも見当たらない。倉林議員ならずとも中央省庁に不信感を抱いて当然だ。

ちなみに日本国憲法第99条は、天皇と全ての公務員が憲法を尊重し擁護する義務があることについて規定している。
岸田総理が改憲を主導するのは憲法違反である。すぐさまブタ箱に放り込みたい。

番組は一旦終了するが、私は引き続き法務省や全国の人権啓発部署にこの人権問題に取り組むよう働きかけていく。
現在、法務省内に啓発ポスターを掲示できるか折衝中である。そこから全国の法務局に波及させていく目論見だ。
年末に幻冬舎より発行予定の「大麻後進国ニッポン」にその成果を記したい。

日本の大麻合法化は海外からの圧力と国内のカンナビノイドの利用増によって成されるだろう。
ドイツやブラジルが合法化し、タイで再犯罪化する話が逆転しだした。

大麻を合法化するとどうなるか、カナダ政府が毎年レポートを出してくれている。
ほとんど問題がないどころか、具合が良いから毎年使用者が増えていく。
大麻否定派は調べればわかること、こちらが伝えていることも聞かないし、見ない。
タイが再び大麻を犯罪化するというニュースに飛びついて、鬼の首を取ったように<大麻は危険だ>と言ってくる。
だが、タイは大麻合法化を維持することになった。こうして外圧が日本の遅れた大麻行政を取り囲んでいく。

タイ、大麻再犯罪化計画を撤回へ
https://www.forbes.com/sites/dariosabaghi/2024/07/25/thailand-to-reverse-cannabis-re-criminalization-plan/
タイは、選挙後の新政権が医療目的の使用に限定すると以前に約束していたにもかかわらず、娯楽目的での大麻の使用を再び犯罪化することなく規制する計画を立て、方針を一転させている。
大麻の非犯罪化を推進したアヌティン・チャーンヴィラクル副首相兼内務大臣、また2019年から2023年まで保健大臣を務めた人物が発表したこの動きは、2022年の大麻の非犯罪化で確立され、昨年新政権が発足した際に閉鎖の危機に直面していたタイの活気ある娯楽用大麻産業を救うことになるだろう。

パリオリンピックで日本の代表選手は目を見張る大活躍だった。金メダル獲得数はアメリカ、中国に次ぐ3位。
自民公明政権が日本の経済成長を30年止めても、日本はまだまだ沈まない。
この国の一番の伸びしろは政治にある。国民の大半が投票に行くようになれば、日本は経済的にも文化的にも奇跡の復活を遂げるだろう。
家康公の築いた黄金の国、戦後の焼け野原から世界二位の経済大国になった日本。

大麻の合法化は日本の政治意識を変える出来事になると私は思っている。
大麻合法化を遅らせれば遅らせるほど日本の為政者の無能ぶりがより鮮明になり、国民はばっきり目覚めるだろう。
焦らず急がず、楽しみにしながら合法化を待つフェーズに入ってきた。

<ちょっと真面目な麻のTV>は推進力を増して帰ってくる所存である!
これからネタをかき集めておくので、乞うご期待。

番組サイトもリニューアル! 歴戦の記録をご覧あれ!

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高野泰年

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