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綿の服と大麻の服

オーガニックコットンも普通のコットンも品質に変わりはありません。ただ環境負荷が違うだけです。
普通の綿花栽培では大量の化学肥料と農薬(害虫駆除、防カビ、殺菌消毒、収穫前の枯葉剤など)を使います。地下水を汚染し、微生物の死滅によって土壌は痩せ細ります。
地球環境のためにオーガニック=有機栽培のものを購入しようという崇高な理念です。

一方、大麻草も有機栽培です。虫もほとんど付かず、雑草より早く成長し日陰を作ってしまうので農薬も要りません。また細い根を張り巡らし、汚染した土壌をきれいにします。
CO2をたっぷり吸ってわずか110日ほどで生育するので環境にはとても優しいのです。寒いところでも熱いところでも収穫でき、気候が暖かければ二期作や三期作も可能です。
これだけ早く手間いらずで何度も生育するため石油に代わるクリーンエネルギーとしても期待されています。

大麻の繊維は引っ張りに強く丈夫で、虫の付かない抗菌性に加え、吸湿性と通気性があります。
大麻繊維の欠点は加工しづらくシワになりやすところですが、特性を活かして様々に商品化されています。

“Gohemp”というメーカーの大麻と綿混合「55% HEMP 45% ORGANIC COTTON」のTシャツを購入しました。大麻繊維の良さを引き出していて丈夫で涼しげな感じです。

三重県の伊勢に店舗を構える“麻福”様から手ぬぐいや五つ股靴下をいただきました。麻福は細くてしなやかな大麻糸を使用し高品質な製品を製造しています。
吸湿速乾で消臭性の高い商品は汗ばむ夏をサポートします。
https://asafuku.jp/

リーバイスはかつて大麻製のジーンズを製造していました。作業着としてのジーンズには耐久性のある大麻繊維が最適でした。
2019年それが復活しました。一般的なジーンズより高額ながら品薄状態のようです。

日本では大麻製の服は「指定外繊維ヘンプ」などと表記されます。「麻」と表記されるのは亜麻と苧麻です。リネンとラミーのことです。ご注意ください。

ちなみにスポーツの日本代表の「ジャパンブルー」はもともと藍色に染まった大麻繊維の服や布がいたるところにある光景に英国人教師が感動して名付けたものです。
藍色の染料は阿波忌部での重要な生産物で「阿波藍」として知られています。そう、麻植神や大麻比子神社、麁服(あらたえ)の徳島、阿波忌部です。

オーガニックコットンと合わせ、将来への多角的な環境保護のため大麻草の衣料をぜひ取り入れてみてください。

高野泰年

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