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国内の大麻草は絶滅危機

現在日本の大麻草栽培者は33名です。戦前は2万人以上いました。厳しい規制によって新規の栽培は認められずこのままでは絶滅する恐れがあります。
日本では大麻が栽培されているところを自由に見ることができません。栽培されているのは酩酊作用のあるTHCがほとんど含まれない品種です。
栽培者は盗難対策を講じることを条件に許可を得ますが、大麻草の盗難にあえば最悪の場合、免許を取り上げられてしまいます。
不届き者の盗難事件があるたびに規制は厳しくなってきました。
栽培免許は毎年更新しなくてはならず、栽培農家は行政の締め付けを恐れていると私は感じています。
大麻草は隔離政策の上に言論統制を敷かれているような印象です。
現在のところ地元の岐阜県、滋賀県、三重県は見学不可です。岐阜県は数年前までは見学できる栽培地もありました。愛知県は栽培農家ゼロです。
大麻取締法は立法目的<大麻草の所持によって健康上あるいは社会的に重大な問題になったから法を作ったという事実>がないという欠点があるのですが、
低THCの大麻草を見ることも許さないという決まりも同じようにおかしな規制です。
盗んだ大麻草の酩酊作用で精神に重大な障害を負ったなど聞いたことがありません。有害性を立証する責任を果たさないまま規制だけは厳しくなっていきます。

元KAT-TUNの田口氏が大麻所持で逮捕されましたが、10年前から使用していたそうです。アイドルとしてテレビに出演しステージでも問題なくパフォーマンスしていました。
今現在彼の健康状態はどうなのでしょうか。
過去に大麻所持での逮捕歴がある者が彼を擁護するとそれでまた非難の対象になり、そこで思考停止というか議論は終わってしまっています。
ポール・マッカートニーやオバマ元大統領は過去に大麻草を吸引していました。オバマ氏はアルコールほどの有害性はないと発言しています。
違法行為を擁護するつもりはありませんが、大麻の有害性について議論だけでも深めておくべきだと思います。

テレビ報道を見るとマスメディアに産業大麻や医療大麻、嗜好大麻に充分な理解があるとは思えません。
ある新聞社の話では大麻草に関する肯定的な記事を出さない理由として、まず読者の反応が怖い、次に大麻のことがよくわかっていないということでした。
私が3月28日に開いた記者会見は各メディアに大麻草に関する全般的な情報を伝えるものでしたが、こうした働きかけで少しずつメディアの意識も変わっていくという手応えはありました。

先日に東海北陸厚生局麻薬取締部にTHCの混入したCBD商品について電話で伺おうとしたところ、担当者はCBD商品についてほとんど知らないようでした。
地方の薬務課でオガラを知らない方がいたり、本当に大麻草のことをわかっているのかと思うことがあります。

環境立国を謳う日本が有益無害の植物である大麻草を無知がゆえに絶滅に追いやるなどあってはいけません。
しかし各都道府県知事が今後何も変えないのなら絶滅していくでしょう。

高野泰年

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